才能の濃さ

 


才能の濃さ

先日、Twitterで見かけたギター講師の方のツイートにギターの上達に必要な事の話しの中に合った言葉に、才能が薄いギタリスト、才能の濃いギタリストと言う表現があった。才能があるなしで語るのではなく、濃い薄いで表現していたのがとてもしっくりときた。

世の中は、複雑だ。白黒では表せないグラデーションがある。才能や能力には人それぞれの力量がある。ある人には普通に出来ることが出来ない人や時間がかかる人がいる。

わたしは自分が感じている事、思っている事を言葉にする事がとても難しい。それは、自分が感じでいる事、思っている事を自分が理解していないから言葉にできないのか、それともそもそもその感じている事、思っている事を表す言葉が自分の中に無いから難しいのか、なんて思う。

だから、いま、わたしはギターの上達のツイートを読んで感じた事がたくさんあって、とても色々な事を書いて伝えたい、と言う気持ちが強いのだけれど、次から次へと頭の中に言葉が流れては去り、結果、全くうまく表せない。

最近よく思うのは、読み書きはとても高度な教養だと言う事。自分も文章や話される言葉を誤って理解したり、理解出来ない事がある。読み間違えや誤解は、自分の先入観から発生する事がある。だから、読んだり聞いたりする時には、先入観を取り払って読み聞く事が重要だと思っている。


世の中は複雑だから、簡単に説明してくれる人が重宝される。シンプルに考えるとか、必要ではあるけれど、本当は複雑なんだけれど、という前提を忘れてしまうと危険だと思う。


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