DOD FX50-B クリッピングダイオードを替えてみる

 音を歪ませるためのクリッピングダイオードを交換して、もう少しマイルドな歪みにならないか実験。クリッピングダイオードを取り外し、はんだ付けをしなくても抜き差しできるようにソケットを取付ました。(D1,D2,D3,D4の部分)

ダイオード無しだとどんな音になるのかも気になりましたので、やってみたところ、ダイオード無しでも歪んだ音がでました。オーバードライブサウンドで悪くない音です。ダイオードでクリッピングしていないからか、音量が大きかったです。


まずマイルドな歪というとTS-808(チューブスクリーマー)かなぁと、TS-808で使われているダイオード、MA150を入れてみました。するとやはりTSと似た落ち着いた歪みになると感じました。次にゲルマニウムダイオードを指してみたところ、クリッピングされません。オペアンプ負帰還部分だと意味がないようです。

いくつかパターンをやってみて、最終的には下記の写真のように落ち着きました。
初段のクリッピングD1,D2はMA150,
2段目のクリッピングD4のみにED60にしました。これだけでだいぶ音が変わります。


さて、気になっていたダイオード交換実験、実際にできてスッキリ。
ダイオードの選定の仕方、ダイオードの動作原理をわたしは理解していないので、体当たりな実験でしたが、ダイオードの種類で歪みの質が変わる事、音量が変わる事がわかりました。

次はトーンの効く帯域を変えてみたいなぁなんて考えてます。

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