DOD FX50-B Overdrive Plus 、回路図を見ていていくつか試してみたい事が出てきました。そのうちの一つをやってみました。写真のピンセットでつまんでいる抵抗を外して、ジャンパー線で繋いでみます。こうすると音量が上がるはずです。
古いモデルにはこの抵抗がついていません。
後から追加したモノのようです。
追加したのには何か理由があるのでしょう。
どこかでfx50-b は音量が小さいという不満の声を見かけた事があります。古いモデルを見つけるか、ここの抵抗を外してジャンパー線でつないでしまうといいかもしれません。
抵抗を外すとR24の文字が見えます。このR24は回路図からクリッピングステージからボリューム/トーンステージへの間に入っているとわかります。220kΩとストラトのギターボリュームくらいの大きさがついてます。
外したままだと信号が途絶えて音が出ませんので、スズメッキ線でつなぎます。
音出し確認。
下の写真の左が初期、真ん中は中期、右は後期。
改造したのは1番右です。改造後は音量が上がり使いやすくなりました。またパンチのある音になった気がします。(音量が大きいと良い音と感じてしまうだけかもしれません)
さて、まだ試したい事があるのですが、次はクリッピングの部分です。
なぜかこのオーバードライブはクリッピングを2段階かけています。世に出ているほとんどのオーバードライブ・ディストーションはOPAMPの負帰還か増幅後の信号にダイオードを並列に接続するどちらか1段のみで信号クリップしています。
もしかしたら片方は不要なんでは?という疑問もあります。なにかオリジナルなサウンドを狙ったとも思えます。
このあたり、電気回路については私は初心者なのでわからない事だらけです。
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