チャンドラー スカンクストライプ修理

Made in USA の Chandler のギターをお預かり。このメーカーいつの間にか無くなってしまったのでしょうか??ここに少し情報が→Chandler Guitars San Francisco
ネック裏のスカンクストライプ、トラスロッドの埋木が浮いてきていて、もとに戻らない状態。押しても埋木が入らないので、埋木を一度取り除いて修理します。 

ノミを使って埋木を彫りました。

埋木を取り除いてロッドの状態を確認してみたところ、なぜ飛び出していたのか原因もわかりました。ロッドはコンプレッションロッドが使われていて、ヘッド側がL字に曲げられています。ロッドを利かすとそのL字部分に力が加わり、埋木を押し上げていました。

新たにウォルナット材で埋木を作って再接着。
整形



塗装を剥がして木地調整


塗装。

再組み込み、1,2,3弦用のペグの下にスペーサがいれてありました。こういうちょっとしたアイディアもいいですね。チャンドラー。


赤いラメのボディー
アメリカンな感じ。
再セットアップして完成です!


アメリカンなサウンドで、アメリカーナ、カントリーに似合うカラッとしたサウンドという印象を受けました。

チャンドラー、良いギターです。


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